文明が発達することで、わたしたちの大切な海が汚染されるようになってしまいました。
海を汚しているのは、いったい誰なのでしょうか?
沿岸に発達している工業地帯にある数多くの工場からの廃液を思い浮かべる方が多いと思います。
一時期、工場から流される汚染水が公害だとして問題視されていました。
たしかに、工場からの排水は環境に悪い影響を与えているのだと思います。
しかし、公害の全盛期とちがって、現在は家庭からの生活排水が最も影響が大きいとされています。
三河湾
家庭 47~57%
工場 21~31%
大阪市
家 42%
お店 14%
工場 27%
沖縄県
生活排水 83.1%
飲食店 8.4%
畜舎排水 2.6%
工場が少ない沖縄県で家庭からの生活排水の影響が大きいのはなんとなく理解できますが、三河湾(愛知県)や大阪市のような工業地帯のあるところでも、生活排水の影響が一番大きいのです。
ちょっとビックリですよね。
海をキレイにしたいと思うなら、生活排水として汚染物質を流してしまわないように注意しなければいけないということです。